キツツキ(ピストン)コントラ

キツツキの嘴のようにファイルが高速で歯髄をつつき、アリクイの舌のようにしなやかにファイルが根尖に届く、まさに画期的な根管コントラです。
患部に対する突力は200グラム程度で50キロ以上の咬合圧に耐える歯牙には0.4%以下の圧力。安全で安心です。

非回転・上下振動なので：
ファイルが捻れず、歯質クラックフリーで、回転偏心拡大もなく、同時側方拡大が可能です。
患者さんからの絶大なる信頼と安全、安心をお届けします。
本コントラは鶴見大学歯学部とも連携して開発されました。
すべて日本国内でのハンドメイドで極めて高品質です。

Hファイルピストンコントラ使用

鶴見大学細矢教授からご提供いただいた電子顕微鏡の画像です。
キツツキ(ピストン)コントラを使用した場合、鰹節の様に綺麗に削り取れるのがおわかりいただけると思います。
綺麗に削れる事以上に、溝形成が無い事の証左でもあります。
溝形成が有れば、切削片が波打ちます。

手操作Kファイル

いっぽうこちらの切削片はまるでクッキーを砕いたもののようです。
金属加工で言うところの「むしり形」や「き裂形」に近い切り屑だそうです。
クラックできる筈ですよね。「むしり」とか「き裂」とか。
機械振興協会の見解です。

従来型回転系コントラのリーミングでは
真円拡大のみですが、
高速ピストン上下動のキツツキ(ピストン)コントラは
根管の全周ファイリングを実現しました。

樋状根でも

楕円状根でも

S字状根でも根尖まで

＊タッピング拡大とは
高速タッピング運動により、根管を根尖まで穿通する拡大法。従来のリーミングと異なり、回転「捩れ」が生じない新しい拡大法

ファイリングには、ファイルピッチとの兼ね合いで上下1mm以上の引きしろ（振幅）が必要ですが、キツツキ(ピストン)コントラは作動時のファイル切削振幅がファイル持ち手（右手）による振動吸収分を考慮して1.35mmになるように調整されています。

キツツキ(ピストン)コントラの優れた特徴は、

高速ピストンファイリングで切削片は細かくなり、その速度は振幅と振動数に比例します。

キツツキ(ピストン)コントラは、

の高速ピストンで低圧着(100g)拡大するので、切削片がパウダー状になります。したがって熱は発生しません。

GP（根管充填剤）除去はもちろんですが、除去後にも拡大壁にまだらに残るGPや根尖部周辺のGPも綿を巻き付けたHファイル＋ソルベントにより高速払拭除去できます。

キツツキ(ピストン)コントラ用には特別なファイルは不要でお手元のファイルをそのままご使用いただけますが、掻き出し能力が特に優れたHファイルを推奨いたします。

回転ではなく上下・深浅運動
1.35mm幅で
高速ピストン運動します。

コントラヘッドの

絶妙な重量バランスが
ヘッドの上下動に伴う反動を抑え
驚異的な穿通力
を生み出します。

チェアータイムが
圧倒的に短縮されます。
患者さんの苦痛も
著しく軽減します。

40秒高速拡大！！！高価なF1エンジンのマルチコートメタルメッキがこのピストン部分にも使われています。

33秒の立体拡大及び研磨。左上3番、使っているのはHファイル25号。トルネード拡大で綺麗な側壁研磨も同時です。レーシングカーエンジンのピストンメタルコーティングです。

回転リーミングコントラから
非回転・上下動ファイリングコントラへ

今までの回転式根管治療法はファイル折り込み・
破折危険を伴い長時間・複数回の処置を必要とするものでした。
そもそもファイルは上下拡大のため、
リーマーは回転拡大のための器具です。
そこで新たに開発されたのが「ファイリングコントラ」。

ここがスゴイ!

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